ホメオパシーの癒やし

ホメオパシーで癒やす

ホメオパシーで癒やすとはどのようなことなのでしょうか。

 

病む人が、健康にむかって歩きはじめます。

目標地点はわかっていても、道に迷ったり、途中で疲れてしまうこともあるでしょう。

ホメオパスは、登山の案内人のようにクライアントさんに寄り添って、

無事に目標地点にたどり着けるように手助けをします。

あくまでも主体は自分自身です。

患者が自ら癒やし、ホメオパスは援助する

のです。

 

ホメオパシーの祖、ハーネマンが記したオルガノンは次の文章から始まります。

§1. 医師の使命は病人を健康にすることであり、これが治療と呼ばれる。

病気をなおすのではなく、病気の人をなおすと書かれています。

人を健康にすること

これがホメオパシーの癒やしです。

 

「癒やす」と「治す」の違い

病気は「治す」

と書くことが多いのですが、

「治す」と「癒やす」はどう違うのでしょうか?

 

治すとは、病気、怪我などをなくして、元の状態に戻すことです。

「からだ」については、悪いところを取り去る「治す」方法が有効です。

ですが、「こころ」については西洋医学的な方法では不十分なのが現状です。

人のからだとこころは結びついて一体化していて、切り離されたものではありません。

からだだけを治そうとしてもうまくいかない場合、心も含めて人全体をみるとうまくいくかもしれません。

 

癒やすとは、力を回復させることで良くするという意味です。

ほんわか、やんわりした、和ませてくれる雰囲気のあるものに頼ることとは異なります。

癒やしとは、自分の力で自ら癒やすことなのです。

ホメオパシーは、からだにもこころにも影響を与えるものを見極めて、

私たち誰もが持っている自然治癒力が癒やす力となってくれるように働きかけます。

 

「癒やす」という言葉は、からだだけでなく、心理的、精神的なものにも使うことができます。

ですから

×傷ついた心を治す

○傷ついた心を癒やす

となるのですね。

 

英語の表現

英語の「heal」と「cure」は、どちらも「治す」と訳されます。

両者の意味合いの違いを簡単に見てみましょう。

 

「heal」はギリシャ語の「holos」を語源としていて、「本来のあるべき完全な姿に戻る」という意味を持っています。

「cure」はラテン語の「curare」を語源としていて、「治療する、世話をする」という意味を持っています。

 

healは癒やす、cureは治すという意味合いと考えて良いようです。

 

癒やしとは

癒やすこととは、受け身のものではなく、自然治癒力を取り戻して、

自分が主役となって、自らが癒やすことなのです。

統合医療は、癒やしが中心的な役割を担っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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