バラのレメディ -Remedy for Roses-

花の女王

花の女王といえばバラ

バラの花が咲くのは春、5月から6月がバラの見ごろです。

気品のある美しい姿、そして甘くて華やかな香りに多くの人が魅了されます。

部屋に一輪のバラがあるだけでも幸せに包まれる気がします。

そして、バラといえば棘

棘のある植物をいばら(茨)と総称しますが、

いばらが訛ってバラと呼ばれるようになったそうです。

近寄りがたい存在でもあります。

 

そんなバラの根本体質レメディともいえるレメディがあるのをご存知でしょうか。

女王様のレメディ?

それとも夢の世界のようなレメディ?・・・

と想像してしまいますが、

バラの体質レメディはアルセニカム Arsenicumでした。

 

アメリカンビューティー

アメリカン・ビューティーという映画があります。

この映画では随所に真紅のバラがたくさん出てきます。

主人公の妻が自宅の庭で栽培しているバラがアメリカンビューティーという品種なのですね。

華やかなタイトルとは裏腹に

冒頭で主人公は自分の死を宣告し、最後に殺されてしまいます。

最後が死というのが、なんとも梅毒マヤズム的です。

バラは気難しくて、厳格で、完璧主義という性質をもった植物

これはアルセニカムの特徴でもあります。

育てているバラの元気がなくなったときは

アルセニカムを溶かしてシュッとスプレーしてみてください。

きっと再びエネルギーを取り戻すでしょう。

Arsenicum Album アルセニカム

アルセニカム(Ars.)はヒ素から作られたレメディです。

ヒ素は無味無臭でとても毒性が強く、少量で中毒を起こしますので、

自殺や暗殺に使われてきた歴史があります。

急性のヒ素中毒では、腹痛、おう吐、下痢、血圧低下などがおこり、ひどい時は死に至ります。

 

有名なのは和歌山のカレー事件です。

1998年のことですから、もう四半世紀も経つのですね。

夏祭りで出されたカレーライスに毒物が入れられて、それを食べた多くの人が急性ヒ素中毒になりました。

激しい腹痛や吐き気、おう吐、下痢・・

まさに食中毒の症状で救急車で運ばれていきました。

ヒ素はこのように健康な人に食中毒のような症状を引き起こします。

ヒ素のレメディであるアルセニカムは、食中毒のときに選ぶファーストチョイスのレメディです。

『似たものが似たものを治す』

という、ホメオパシーの類似の法則を理解しやすい例だと思います。

 

アルセニカムのマインド

アルセニカム体質の人は、安全が足りないと感じています。

そのため多くの不安を抱えています。

死、病気、強盗、貧乏、一人になること・・・

自分は年老いて弱く無防備であり、

周囲は皆泥棒で自分の弱さにつけこもうとしていると感じているので、

失うことや奪われることを怖れて、けちになります。

 

生まれつき完全主義者で潔癖症です。

秩序がない状態には我慢できません。

例えば全集は1から順番どおりに、まっすぐ乱れずにきちっと並んでいないと我慢できません。

そして、神経の行き届いたきちっとした仕事をする人です。

きれい好きで、几帳面なので良妻賢母タイプです。

もちろん家計の管理も完璧です。

アルセニカムの人は良い状態のときは、社会や家庭を完璧に回してくれる頼れる存在です。

 

アルセニカムの身体症状

アルセニカムは喘息や風邪、花粉症などの呼吸器のトラブルに対する重要なレメディです。

下痢やおう吐を伴う消化器の激しい症状にもファーストチョイスとなっています。

体質的にはとても寒がりの人です。

中は冷えているので、症状は冷えると悪化して、温めると良くなります。

でも、表に出る症状は熱くて焼けるような痛みや刺激を感じます。

√焼けるような痛み

√ヒリヒリとした痛み

√刺すような痛み

 

喉は渇いているのに、一口ずつしか飲むことができません。

症状は深夜に悪化します。

周期的に、2週間ごととか、毎年同じ時期に症状が出てくることもあります。

 

 

 

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