オシロコシナム　Oscillococcinum

今年の夏は風邪症状で受診される方が多くいらっしゃいました。

ドラッグストアでも、

風邪薬がよく売れているそうです。

咳止め薬が足りない、というニュースもありましたね。

 

病院を受診された患者さんの希望があれば

コロナやインフルエンザの迅速検査をしています。

どちらもパラパラと陽性の結果が出ていました。

 

症状はコロナであってもインフルエンザであっても

風邪によくある症状で変わりはありませんし、区別もつきません。

それら以外の風邪であることも、よくありました。

やはり区別はつきません。

特に外来に来られる方は、皆さん

熱があっても背筋が伸びていて、比較的元気なのが印象的でした。

インフルエンザの流行が近い？

例年ですと、インフルエンザの流行は12月くらいから始まって、

1月から2月頃がピークになるのですが、

今年は10月に入って、早くも注意報レベルを超える地域が出てきました。

年内に流行のピークを迎えるのではないか

という予測も出てきています。

 

何故か、勤務する病院では、

「インフルエンザが陽性の場合は、希望があればタミ○ルを処方する」

という決まりになっていました。

検査結果を伝える時に、

「自然に治りますよ」と説明するのですが、

患者さんの9割以上は、インフルエンザと聞いただけで身構えてしまい、

抗ウイルス薬の処方を希望されます。

どうりで日本が世界中のタミ○ルの7割を消費する国になってしまっているわけです。

特効薬でもないのに、

お芝居を見ているみたいです。

オシロコシナム　Oscillociccinum

オシロコシナム　Oscillociccinum　は

野生のカモの心臓と肝臓を原料とするレメディです。

野鳥はインフルエンザウイルスを貯蔵していることに注目して作られたのでしょう。

最近使ってみて、改めて

使いやすいし、良いレメディだなと思いました。

オシロコシナムはインフルエンザに良く使われてきた人気のあるレメディです。

発熱、悪寒、体の痛み、頭痛、倦怠感などの症状を和らげて

持続期間が短くなります。

 

罹ったらできるだけ早く、

24時間以内（遅くても48時間以内）に飲むことがポイントです。

水に溶かして、ちびちびと飲んでいると

本当に早くすっきりと治ってきます。

 

コロナに対してもオシロコシナムはお勧めです。

症状は同じですからね。

 

予防的に使うこともできますので、

流行の波が押し寄せてきたら、

すぐに使えるように用意しておいてもらいたいレメディの一つです。