人はなぜ治るのか
アンドルー・ワイル著
ホメオパシーというものを初めて知ったのがこの本でした。
医師になって5年目か6年目くらいだったでしょうか。
さまざまな代替療法をワイル博士が自らたずね歩き、自身の体で体験したことが書かれています。
現代医療で治らない症状を、たった一粒のレメディで治った話を読んだとき、そんな洗練された治療法があることに驚き、また、こんなことができたらいいなと、あこがれの気持ちをもったものでした。
でもその時にホメオパシーの世界に入ることはなく、しばらくホメオパシーとは無縁の時期を過ごしました。
本はどんどん整理していっていますが、時々読み返す本なので、今も本棚に残っています。
絶対に効かない治療法はなく、
絶対に効く治療法もなく、
患者と医師がその治療法を信じ、
患者と医師が互いに信じあうことが
治癒に大切なことだと書かれています。