またやってきたコロナの流行
新型コロナ第7波
今年の6月はコロナの検査を受ける人もめっきり減っていましたが、7月に入って風邪症状で検査を受ける人が増えました。
世の中には、無症状の人でも無料のPCR検査を受けると、商品券や報酬がもらえたたりするところもあるらしく、理解に苦しみます。
この検査でおいしい思いをしている人がいる、ということですね。
PCR検査を発明したノーベル化学賞のマリス博士は
「感染症の診断にPCR検査を使ってはいけない」
とおっしゃっています。
コロナを終わりにするのはとても簡単なこと。
それは、PCR検査をやめることです。
欧米ではすでにPCR検査を中止しました。
つまり、コロナウイルス患者を算出しなくなったということです。
その結果、日本は今や、世界有数のコロナ大国になっています。
やれやれ・・
緑色の線が日本の感染者数の推移です。
感染症の性質
感染症は、流行が始まると次第に感染者数が増えて、ある時ピークを迎えて収まっていくというように一つの山を作ります。
新しいタイプの感染症は、流行が起こるたびに感染力は増大しますが、その反面、毒性は弱くなっていきます。
つまり、感染者数は増えるけど、症状は軽くなっていくわけです。
そのようにして、流行って収まっての山をずっと作り続けるのです。
流行が始まれば、一定数の人がかかることになるだけのことなのです。
このようにしてウイルスは変異していき、一定期間ごとに増減を繰り返していきます。
これは、マスクをしても、アルコール消毒をしても、しなくても同じです。
国立感染症研究所のグラフを見ると、第5波の新規感染者数のピークは10万人あたり130から140人程度ですが、この春に流行した第6波では新規感染者数のピークが10万人あたり500人を超えています。
第6波で感染する人が急激に増えたことが分かります。
第6波でもうひとつ気になることは、感染の収束に時間がかかっていることです。
この理由として、日本人の免疫力が低下していることを示しているのかもしれません。
下が新規感染者数のグラフです。
一方、重傷者数のピークを見てみますと、第5波のピークはおよそ25000人でしたが、第6波では18000人程度であり、感染者数は増えたにも関わらず重傷者数は減ったことが分かります。
ただ、これから起こりうることとして心配なのは、ワクチンによる抗体依存性感染増強(ADE)が起こるのではないかということ。
ADEが起これば、重傷者数がとてつもなく増える可能性があります。
下のグラフの青線が重傷者数を表しています。
風邪は寝て治すもの
インフルエンザでは、脳症になって亡くなる子供が毎年いました。
インフルエンザ脳症は毎年50~200例の報告され、死亡率は10~30%にもなり、後遺症を残すのは25%程度にもなると言われています。
幸いにもコロナでは健康な子供は亡くなっていません。
今や「コロナは風邪以下」と言われますが、そのとおりです。
症状が強い人でも、ほとんどがインフルエンザ程度です。
かかるのも、かかった後の経過を決めるのも自分の体の問題。
ウイルスのせいではありません。
昔から風邪をひいて、寿命を迎える人がいるのも事実ですが、それは風邪以外のどの感染症でも同じことです。
風邪にかからないに越したことはありませんが、かかる時はどうしたってかかるのですから、自分の免疫力をしっかり高めてすっきりと治すと、かかる前より免疫力が高くなるので、良い面も期待できます。
症状を抑制するようなお薬は、免疫力を低下させてしまいますので、使わないように注意してくださいね。
基本は寝て治すことです。
ホメオパシーを使う場合は、Genus epidemicusという、流行病に適したレメディがありますので、その中から症状にあったものを選んで使うことが大切です。
基本キットに入っているもので、ほとんどは対処できます。
必要な方はホメオパスにご相談ください。
参考:新型コロナウイルス感染症の直近の感染状況等(2022年7月21日現在) (niid.go.jp)